モンクホーシャ

写真

モンクホーシャ
提供:オオツカ熱帯魚 (アクアフォト.Net)

インボイスネーム

モンクホーシャ

英名

Redeye tetra

学名

Moenkhausia sanctaefilomenae (Steindachner, 1907)

分布

アマゾン河、パラグアイ水系

サイズ

約4cm

飼育環境(推奨)

水温:22~26℃
pH:6.0~8.0
総硬度:5~19dH

詳細

モンクホーシャは古くから親しまれている小型カラシンの一つです。ほとんどの個体は東南アジアで養殖された個体のため、安価で丈夫で飼いやすくい入門用の熱帯魚です。やや草食性が強いので、餌が不足すると柔らかい水草の新芽を食べてしまうこともあります。

水温は現地のデータでは低めですが、養殖された個体は30℃程度の水温には余裕で耐えられることから水温の心配は特に必要ありません。水質も弱酸性の軟水から弱アルカリ性の中硬水まで、特に水質を気にすることなく飼育可能です。性格も温和で混泳に向いた小型カラシンの一つで、群れを作らせるために最低5~10匹程度はまとめて飼育する方が好ましいでしょう。

エサは赤虫やイトミミズにミジンコなどの活餌や冷凍飼料を好んで食べますが、フレークフードなどの人工飼料にも良く慣れてくれる為、餌の種類に困ることは無いでしょう。普段は人工飼料を中心に与え、週に何度か生餌や冷凍飼料を与えるなどの方法でバランスの良い食事を与えるのが理想です。

繁殖は成熟すると、メスはオスよりもやや大きく成長して抱卵すると腹部が大きくなり判別できるようになります。非常に沢山の卵を産む魚の為、抱卵したメスは腹部が非常に大きく膨らむので判別は容易です。産卵はカラシンに多く見られる典型的なバラマキ型で卵を親が守ることはありません。

卵のサイズは小さい為に初期飼料には工夫が必要です。ブラインシュリンプを食べられるサイズではない為、インフゾリアや鶏卵の黄身などを用いてしばらく育てた後、ブラインシュリンプに切り替える工程が必要になります。

動画情報

参考文献・URL

ピーシーズ出版 熱帯魚・水草2700種図鑑 P.30 No.79
[英文]SeriouslyFish:Moenkhausia sanctaefilomenae (Red-eye Tetra)
[英文]FishBase:Moenkhausia sanctaefilomenae, Redeye tetra
[仏蘭西文]Fishipedia:Tétra yeux rouges Moenkhausia sanctaefilomenae

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