グリーンファイヤーテトラ

2021/09/26

写真

提供：オオツカ熱帯魚 (アクアフォト.Ｎｅｔ)

インボイスネーム

グリーンファイヤーテトラ

英名

Redflank bloodfin

学名

Aphyocharax rathbuni (Eigenmann, 1907)

分布

パラグアイ川流域

サイズ

約３ｃｍ

飼育環境（推奨）

水温：２０～２６℃
ｐＨ：６．０～７．５
総硬度：０～２０ｄＨ

詳細

グリーンファイヤーテトラは南米原産の小型カラシンの一つです。主に東南アジアを中心に養殖された個体が流通しており、安価でシーズンに関係なく安定して供給される熱帯魚の一つです。

飼育はそれほど難しくなく、水温・水質共に幅広い範囲で適応し容易に飼育する事が出来ます。調子が良いほど発色が良くなりやすい魚で、水質のバロメーターとしても役立ってくれる便利な魚です。水温は現地のデータでは低めですが、夏場などの一時的ならば３０℃位の温度でも問題なく飼育可能です。

餌はイトメやミジンコなどの生餌や冷凍飼料、フレークフードや顆粒状飼料などの人工飼料も良く食べるので餌に困ることは少ない魚です。口がやや小さいので、大きめの赤虫は飲み込めない場合があるので注意しましょう。

他の小型カラシンと同様、群れを作り生活する性質を持っていますので、最低でも５～１０匹ほどはまとめて飼育する方が見栄えも良く、魚も落ち着いて食欲なども良好になります。

繁殖に関しては他の小型カラシンと同様のバラマキ型で、産んだ卵を親が守るようなことはありません。同じ価格帯で販売されている小型カラシンと比べると、繁殖難易度はやや高めです。卵のサイズも小さいので、稚魚の初期飼料はインフゾリアや鶏卵を茹でて水に溶いたものを与えて育て、ブラインシュリンプへ切り替える必要があります。