サーぺテトラ

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インボイスネーム

サーぺテトラ
ジュエルテトラ
キャリスタス
ハイフェソブリコン・エクエス

英名

Serpae tetra

学名

Hyphessobrycon eques (Steindachner, 1882)

分布

南アメリカ ラプラタ川水系

サイズ

約4cm

飼育環境(推奨)

水温:22~26℃
pH:5.0~7.8
総硬度:10~25dH

詳細

サーぺテトラは赤い色の美しい小型カラシンの一種です。古い学名からキャリスタス・キャリスタスと呼ばれることもあります。非常に古くから知られているカラシンの一つで養殖も盛んに行われており、色彩変異やロングフィンなどの改良品種も存在します。養殖された個体は安価で飼いやすいですが、時折入荷するワイルド個体は赤色の発色が強く美しい個体も見られます。

養殖されたブリード個体は特に水温・水質ともに適応範囲は広く、あまり気にする事も無く飼育できます。餌も顆粒状やフレーク状の人工飼料や冷凍ミジンコや冷凍赤虫など、何でもよく食べるので困ることもないでしょう。

性格は小型カラシンとして荒いほうで、特に鰭の長い魚の鰭を噛る場合もあるので注意が必要です。その点を考慮すれば、本種に害を与える事のない種類であれば、サイズを合わせれば混泳は可能です。群れを作る習性も併せ持つので、最低5~10匹ほどはまとめて飼育するのが理想的です。群れを作ることで魚たちも安心して過ごすことができ、食欲の増進などの良い効果があります。

繁殖は小型カラシンとしては容易な分類に入ります。オスとメスで判別できる目立った二次性徴は現れませんが、メスはオスよりもやや大きく成長して抱卵すると腹部が大きくなり判別できるようになります。産卵はカラシンに多く見られる典型的なバラマキ型で卵を親が守ることはありません。

卵のサイズは小さい為に初期飼料には工夫が必要です。ブラインシュリンプを食べられるサイズではない為、インフゾリアや鶏卵の黄身などを用いてしばらく育てた後、ブラインシュリンプに切り替える工程が必要になります。

販売価格情報

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2025/01/21 [楽]1匹 307円 参照:[PR]サーぺテトラ(3匹)

動画情報

参考文献・URL

ピーシーズ出版 熱帯魚・水草2700種図鑑 P. No.
[英文]SeriouslyFish:Hyphessobrycon eques
[英文]FishBase:Hyphessobrycon eques
[仏蘭西文]Fishipedia:tétra joyau (serpae)

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