“ラスボラ”・エスペイ

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インボイスネーム

“ラスボラ”・エスペイ

英名

Lambchop rasbora

学名

Trigonostigma espei (Meinken, 1967)

分布

タイ、カンボジア

サイズ

約約3.5cm

飼育環境(推奨)

水温:23~28℃
pH:5.5~7.5
総硬度:0~12dH

詳細

古くからラスボラ・エスペイの名で親しまれてきた小型のラスボラです。近縁種にラスボラ・ヘテロモルファやラスボラ・ヘンゲリーが存在します。似たような形と色彩を持ちますが、色の美しさではこのエスペイが最も綺麗な種類です。

主に2つの分布域が存在するとされており、タイの南西端とカンボジアとの国境周辺に存在しているとされます。ベトナムのフーコック島の近くでも発見されているとされ、広い分布域を持つラスボラの仲間と言えます。

エサについては口のサイズも小さいため、イトミミズやミジンコ、孵化させたブラインシュリンプなどを好んで食べます。赤虫は大きすぎると食べられない場合もあるので、与える場合は小ぶりな赤虫に留めておくと安心です。人工飼料もなるべく細かい顆粒タイプやフレークフードの場合は磨り潰して与えると良いでしょう。

群れを作って生活する熱帯魚の為、最低でも5~10匹程度はまとめて飼育するの好ましいと言えます。群れを作ることにより、落ち着きを得て餌食いが良くなるなどのメリットがあります。

水質に関しては、現地ではブラックウオーターの環境に生息しているため、弱酸性の軟水で飼育するのが基本です。それほど弱い魚ではありませんので、慣れれば弱アルカリ性の水質でも飼育可能です。

混泳相手は同じような小型のラスボラ類や極小サイズの“ミクロラスボラ・ハナビ”“ミクロラスボラ”・エリスロミクロンなどのコイ科の魚種に留めておくのが無難なところです。

動画情報

参考文献・URL

ピーシーズ出版 熱帯魚・水草2700種図鑑 P.62 No.298
[英文]SeriouslyFish:Trigonostigma espei – Lambchop Rasbora –
[英文]AquaInfo:Trigonostigma espei – Lambchop Rasbora –
[英文]FishBase:Trigonostigma espei, Lambchop rasbora

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