“ラスボラ”・ヘテロモルファ・ディープブルー

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インボイスネーム

“ラスボラ”・ヘテロモルファ・ディープブルー

英名

Rasbora heteromorpha “Black”

学名

Trigonostigma heteromorpha var. (Duncker, 1904)

分布

改良品種

サイズ

約3.5cm

飼育環境(推奨)

水温:21~28℃
pH:5.0~7.5
総硬度:5~12dH

詳細

“ラスボラ”・ヘテロモルファ・ディープブルーは“ラスボラ”・ヘテロモルファの中から突然変異で生まれた色彩異常のある個体を固定化した改良品種になります。深みのある青~黒色の発色が特徴的でヘテロモルファのバチ模様も不明瞭になっており、普通の個体とだいぶ印象が異なります。

飼育は弱酸性の軟水を好みますが、適応能力は高く、慣れれば水質を気にする事なく飼育することが可能です。水温も夏場の30度程度なら、問題はなく飼育することができますので飼育に困ることは少ない熱帯魚と言えます。

また群れを作って生活する熱帯魚の為、最低でも5~10匹程度はまとめて飼育するの好ましい種類です。群れを作ることにより、落ち着きを得て餌食いが良くなるなどのメリットがあります。通常のヘテロモルファと混ぜて飼育することで彩りのアクセントにするのも良いでしょう。

餌は小型のラスボラの為、ミジンコやイトミミズ、孵化させたブラインシュリンプなどを好みますが、冷凍のミジンコや冷凍赤虫などもよく食べます。人工飼料にも特に苦も無く慣れてくれるため、水面に浮くタイプが好ましく、顆粒状の製品やフレーク状の製品を細かく砕いて与えるのが理想です。

産卵はコイ科の仲間としては珍しく、葉幅の広い水草の裏などに産み付ける形を取ります。卵を親が守ることは無い為、繁殖させる場合は親から隔離して孵化させる必要があります。

卵は小さいので、初期飼料はインフゾリアか鶏卵の黄身を茹でて水に溶いたものを与え、すこし成長させてからブラインシュリンプへ切り替えるのが妥当です。

動画情報

参考文献・URL

ピーシーズ出版 熱帯魚・水草2700種図鑑 P.62 No.295
[英文]SeriouslyFish:Trigonostigma heteromorpha – Harlequin –
[英文]Wikipedia:Harlequin rasbora
[英文]FishBase:Trigonostigma heteromorpha, Harlequin rasbora –

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