ドワーフスネークヘッド

写真

ドワーフスネークヘッド
提供:オオツカ熱帯魚 (アクアフォト.Net)

インボイスネーム

ドワーフスネークヘッド

英名

Dwarf Snakehead

学名

Channa gachua (Hamilton, 1822)

分布

インド、東南アジア

サイズ

約18cm

飼育環境(推奨)

水温:18~28℃
pH:5.0~8.0
総硬度:1~20dH

詳細

ドワーフスネークヘッドは日本にも生息する雷魚(ライギョ)の仲間です。ドワーフスネークヘッドはその名の通り、大きく成長する種類が多い中、最大でも20cm以下で留まる小型のスネークヘッドです。

飼育は水温・水質ともに幅広い範囲に適応することができ、丈夫で買いやすい熱帯魚と言えます。但し、輸入されて間もない時期は体力の低下とスレ傷などからカラムナリス症に感染しやすい傾向があるので注意が必要です。

性格は比較的に攻撃的ですが、同種やサイズの個体であれば条件次第では混泳も不可能ではありません。混泳させる場合、多少の小競り合いによるヒレや体表への傷はやむを得ないと考えましょう。

エサは個体のサイズに合わせてイトミミズや赤虫などから、小魚やエビなどの活餌や冷凍飼料を好んで食べます。人工飼料にも慣れさせる事はできるので、個体の食べやすい大きさのペレット状人工飼料などを与えるのがお勧めです。

繁殖はオスとメスで判別できる明確な二次性徴は現れませんが、オスの方がやや色彩が美しく、メスは成長して抱卵すると腹部が大きくなります。マウスブルーダーと呼ばれるオス親が口の中で卵を咥えて守るタイプの繁殖形態です。また稚魚の餌が無い環境では、メス親が無精卵を産み稚魚の餌とする変わった習性も確認されています。

稚魚の育成はブラインシュリンプを食べられるので比較的、容易に行えます。ある程度、成長すると大きな個体が成長の遅い小さい個体を共食いしてしまうようになるので、数を増やす場合は選別作業が必要です。

繁殖情報

インド産ドワーフスネークヘッド 繁殖記

動画情報

参考文献・URL

ピーシーズ出版 熱帯魚・水草2700種図鑑 P.211 No.1401
[英文]SeriouslyFish:Channa gachua – Dwarf Snakehead –
[英文]FishBase:Channa gachua
[英文]AquaInfo:Channa gachua – Brown Dwarf Snakehead

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