オレンジグリッターダニオ

写真

オレンジグリッターダニオ
提供:オオツカ熱帯魚 (アクアフォト.Net)

インボイスネーム

オレンジグリッターダニオ

英名

Glowlight ‘Danio’

学名

Danio choprae (Hora, 1928)
Celestichthys choprae (Hora, 1928)

分布

ミャンマー

サイズ

約4cm

飼育環境(推奨)

水温:16~26℃
pH:6.0~8.0
総硬度:1~12dH

詳細

オレンジグリッターダニオは蛍光色の美しいの小型ダニオの仲間です。ゼブラダニオによく似た形をしており、水槽内を活発に泳ぎ回る習性のある熱帯魚です。

性格はやや温和で、本種に害を与える事のない種類であれば、サイズを合わせれば混泳は可能です。ただ、活発な種類のため、動きのゆったりとしたタイプの種類と混泳させるのにはあまり向かない魚です。グッピーのような鰭の長い種類は鰭を噛られる場合があるので混泳には注意しましょう。

群れを作る習性も併せ持つので、最低5~10匹ほどはまとめて飼育するのが理想的です。群れを作ることで魚たちも安心して過ごすことができ、食欲の増進などの良い効果があります。

現地の水温は低めですが、30℃程度までなら問題なく飼育可能です。水質の範囲は弱酸性~弱アルカリ性の水質まで、幅広く対応できるので飼育に困ることは無いでしょう。

エサはイトミミズにミジンコ、赤虫などの活餌や冷凍飼料を好んで食べます。人工飼料にも良く慣れるので、水面~中層付近の餌を食べるのが得意な種類のため、フレーク状や顆粒状の人工飼料が適しています。普段は人工飼料を中心に与え、週に何度か生餌や冷凍飼料を与えるなどの方法でバランスの良い食事を与えると良いでしょう。

繁殖はオスとメスで判別できる明確な二次性徴は現れませんが、オスの方がやや色彩が美しく、メスはオスよりもやや大きく成長して抱卵すると腹部が大きくなります。産卵はゼブラダニオと同様に典型的なバラマキ型で卵を親が守ることはありません。

卵のサイズは小さい為に稚魚に与える初期飼料には工夫が必要です。ブラインシュリンプを食べられるサイズでは無く、インフゾリアや鶏卵の黄身などを用いてしばらく育てた後、ブラインシュリンプに切り替える工程が必要になります。

動画情報

参考文献・URL

ピーシーズ出版 熱帯魚・水草2700種図鑑 P.68 No.352
[英文]SeriouslyFish:Celestichthys choprae – Glowlight ‘Danio’
[英文]FishBase:Danio choprae
[仏文]Fishipedia:Danio rubie • Danio choprae

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